ストロボメーカーのNISSINさんと、ハコスタのCURAS川崎さんとのコラボ企画講習会に参加してきました。
毎月1回程度のペースで開催されています。
受講日:2018/7/27
講座名:上級コース ストロボ使いこなし編 「あわせ・集合写真編」
場所:CURAS KAWASAKI @curas_studio
講師:えはらあいさん @tomorokoshi
コーチ:うめさん @ume_a81116 YouTube
モデル:順不同
・きたみさん(島村卯月/アイドルマスターシンデラガールズ)@Galitaocan
・yu!k@ ゆいかさん(ヨハネ/ラブライブ!サンシャイン!!)@yuikaDDD
・かおたん(●´ー`●)さん(星空凛/ラブライブ!!)@Kyaaa0rin
・ぴのさん(初音ミク)@mysweetpn
・ようさん(ヒロアカ)@1010acre
・キモト カイさん(九条天/アイドリッシュセブン)@kai_kimoto_919
私、アニメとかゲームとか良くわかりませんm(_ _)m
掲載は主催者・モデルさんの許可を得ています。
転載は硬くお断りします。※主催者・被写体ご本人を除く
No reproduction or republication without written permission.
まずは座学です
今回は参加人数が、前回の倍ぐらい、いらっしゃいました。
座学では…
・集合写真は大きい物を撮るイメージ(車とか面積が広い被写体)
・ピント→被写界深度の深い後ろの人に合いやすいが、前の人に合わせる
・できるだけ前列に合わせて詰めてもらう
スカスカ感の解消・くっついてもらうと画が作りやすいなどメリット
みんなナナメになってくっつくのも良い。
横一列など、くっつかず、離れてる場所ができると、同じようにカメラマンも距離を取らなくてはならなくなる。
・カメラマンが上から撮るのが簡単、そういうのも一つの手
(カメラマンと被写体の距離が均一になりやすい)
(カメラマンと被写体の距離が均一になりやすい)
・絞ったほうが被写界深度が深くなってピントが合わせやすくなるが、絞りすぎると回析現象が起きて解像感がなくなる。
(センサーサイズが小さいほど出やすい)
・集合写真を広角レンズで撮ると端っこの人に大きく歪みが出る。
(現像で歪み補正、広く撮ってトリミング)
・スペースがあって可能なら中望遠がオススメ。
・人数が増えるほど、被写体と光の距離をとったり、広く拡散する光を作る必要がある。
・ストロボ付属のディフューズキャップは意味がない。
・傘は
芯なし ホワイト → ルーセント → シルバー 芯あり
・集合写真で広い面積を写すとき、紗幕も有効。
そんな内容を資料や作例を用いて学びました。
まずは全員集合の写真
左手前アンブレラ
右に壁バンス用ストロボ
左奥の柱の影にスレーブ発光で1灯入っています。
計3灯です。
(旧型のAir 1はこういうところの電波の届きが悪いのでスレーブ)
柱の影はアクセントに近いですが、どれがメイン光とかは無く、
被写体に均等に当てるために、相互補完しあっている感じです。
光を遠くの後ろの人達に届けるのを意識し、手前の人はそのモレをもらう感じでセッティングしていくそうです。
すごい、圧巻!!
ピントは右最前列のかおたんさんに合わせています。
(オレンジ色の髪の、星空凛/ラブライブ!!のレイヤーさん)
F:8.0 SS:1/50 ISO:1000
できるだけ望遠側を使うよう指示があったので、手持ちの標準ズームで画角は35mm換算42mmで撮りました。
続いて黒ホリブースにて実演&実習です。
1灯目がソフトボックス+グリッド
2灯目が床の青いフィルターをつけたアクセントライトです。
背景を落とします。
あえてストロボの光を入れます。
ちょっと抜けてしまいましたがカッコいい
脚で隠したVersion
F:7.1 SS:1/125 ISO:1250
35mm換算 46mm
白ホリブース
1灯目 アンブレラ
2灯目 モデルさんの背後から背景に向けて発光
出来るだけくっついてもらって、ラインを一緒に
わざと前のアンブレラのストロボの電源を落としました
最後はコーチのうめさんから
「縦位置でも撮ってみて」とアドバイス
後ろが下がれないのでこうなりますが、
横縦両方あったほうが良いとのことで撮りました。
これも良いですね。
F:7.1 SS:1/125 ISO1000
35mm換算46mm
楽しかったです。
集合や合わせ写真を学べる機会なんて、そうそうありませんので。
今回はさすがの”えはら先生”もセッティングにだいぶ時間がかかっていました。
というのも、モデルさんの立ち位置や顔、身体の向きがちょっとでも変わったり、違ったりするとダメなんです。
シビアなセッティングでした。
オフカメラライティングを最初に教えていただいたのが、えはらさんです。
えはら先生、その江先生、女性のカメラマンさんって教え方が上手いと思います。職人な感じじゃないですしね。
ニッシンのスタッフさんによると、えはら先生ファンの方が居るそうです。
レベルの高い講座でした。
参加人数が多く、撮影までの待ち時間もありましたが、参加者同士、自然と撮影談義に花が咲き、楽しかったです。
長時間、撮影につきあってくださったレイヤーの皆様ありがとうございました。
コメント
コメントを投稿