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ニッシンジャパンさんの「初級ストロボ講座」を受講してきた~「ストロボの基本をしっかり学ぼう」 編~

サードパーティのストロボを作っている「ニッシンジャパン」さんのストロボ講座の初級を受講してきました。
ニッシンデジタル公式ホームページ


昨年4月にも初級講座を受けているのですが、今回は違う講師の先生の初級講座を受けてきました。
M1.「ストロボの基本をしっかり学ぼう」 
講師:桃井一至先生
内容:ストロボの基本用語や使い方を座学で座学中心で学びます。 
 桃井一至先生(Twitter)は、よく ImpressのビデオリポートやOLYMPUSブースで講演されています。過去にはNHKの趣味悠々にも講師として出演されていたようです。

「ストロボの基本をしっかり学ぼう」 

 3時間のうち、約2時間の座学でした。
ガイドナンバーの話、ストロボの電池の入れ方~取付け方・電源の入れ方、ストロボのモードダイヤル、 同調速度の話、色温度、バウンス、ディフューズの仕方などボリュームある内容でした。

ストロボの「A」(フルオート)と、「TTL」(オート)の違いを改めて理解しました。
A…調光したいときはカメラのメニューから操作
TTL…調光したいときはストロボ側で操作

「A」モードは、カメラを無視してストロボが勝手に判断して発光してくれるモードだと思っていました。
 カメラ側と連動しているんですね。
普段は、調光補正の操作が容易な「TTL」を使うことが多いですけどね。

(座学のレジュメは著作権の都合で掲載が出来ません)


残りの約1時間は実際に撮影をする実習です。

<直射とバウンスの比較> 


直射


バウンス
 直射(上)と、バウンス(下)と比べると、直射は花瓶に線が入っていますし、
全体的にベチャっとしていますね。


<シャッタースピードと背景の明るさの関係>


シャッタースピード 1/160秒


 シャッタースピード 1/30秒
共にF値5.0、ISO感度は800です。

シャッタースピードを遅くすれば、ストロボの光が届かない背景を明るくすることができます。
が、あまり遅くすると手ブレが起きるので程々に。


<ポートレート撮影> 

  
掲載はニッシンジャパンさん、モデルさんの許可を得て行っています。
転載は硬くお断りします。 
 No reproduction or republication without written permission.

(いずれも、F値5.0・シャッタースピード 1/100・ISO感度800)
直射
 ベチャっとしていて、鼻のテカリ感とか素敵じゃないですね。


バウンス
 全体に光が回った感じです。

少し暗くなってしまったので、Lightroomで露出補正(2/3段)だけしました。
バウンスするとストロボの光が拡散されるのでロスが大きくなります。
よりパワーが必要になります。


カメラマンから見て右側にカポックを設置し、疑似壁バウンス。
 陰影がついて格好いい写真に

あたり前ですが、バウンスは白い天井や壁でないと出来ません。
色かぶりしてしまいます。


最後、自由撮影時間に撮りました

<総括>

シャッタースピードと背景の明るさの関係、改めて勉強になりました。
(前回受講時、私、その辺りをこぼしていたようです。)

講座の内容は本当に基礎の基礎です。
参加した皆さんは感激して帰られている様子でした。

書籍やネットの曖昧な情報で勉強するよりも、絶対に良いと思います。
座学で学んですぐ実践。
実習時も先生がフォローしてくれますし、撮影画像をチェックしてくれるので間違いないです。
そして撮影データはこのように持って帰れますので、自分用の教材が出来ます。
(直射・バウンスなど、どう撮ったのかファイル番号などをメモしておかないと後で何をして撮ったのか分からなくなります。教材にしたい場合は、ぜひメモを)

あとプロの先生に講座以外のことでも、質問や相談を直接できるのこともメリットだと思います。

そしてストロボ講座を受講すると、受講から2周間以内はNISSIN製品を5%OFFの価格で購入できます。
受講特典といった感じで、「欲しい方は申込用紙をお持ち帰り下さい」くらいの勧められ方です。

今回も大変お世話になりました。
ありがとうございました。


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